【長野市の信州大学生におすすめ】おしゃれで美味しいコーヒーショップ10選!

信州大学の教育学部・工学部の学生は進級して松本市のキャンパスから長野市のキャンパスへ移動となります。

新天地長野で市街をブラブラと歩いて、行きつけのお店を見つけることはとても楽しいです。

しかし、はじめは自宅や大学周辺のことなど知らないことだらけで外に出かけるのも勇気が必要ですよね。

そんな信州大学生の方のためにイルカラナガノ特選の美味しいコーヒーショップを紹介します。

この記事を読んで、いろいろなお店に出向いて新生活を楽しんでもらえれば嬉しいです!

信州大学工学部キャンパス近く「お茶ぐら ゆいまある」

信州大学工学部キャンパスの近くにあるお店。

3種類のオリジナルブレンドコーヒーそれぞれに特徴があります。

中でも「ゆいブレンドコーヒー」はコーヒーが苦手な人でも飲みやすいように作られたブレンド。

「おすすめのコーヒー」は毎月変わるので飲み比べて好みの味を探してみるのも楽しそうですね。

メニューにはカレーやサンドイッチ、トースト、シフォンケーキがあります。

ご飯をたくさん食べたい信大生には「ゆいカレー」の大盛りがおすすめ。

■住所

〒380-0928 長野県長野市若里1丁目25−22

■電話番号

026-224-0330

■店舗URL

https://yui-maaru.com/

長野駅前と善光寺近くの2店舗「森乃珈琲店 曇り時々晴れ」

長野駅前と善光寺近くに2店舗構えるお店。

コーヒーはオリジナルブレンドやアメリカン、カフェオレなどを提供しています。

コーヒー豆は世界各国から取り寄せた選りすぐりを自家焙煎しています。

ワッフルはスイーツ好きにはたまらないボリューム感。

定番のベリーやバナナ以外にもおかずワッフルや季節限定のワッフルがあります。

店舗によってワッフルのメニューも違うのでぜひ両方の店舗を訪れてみてください。

■住所

本店     〒380-0841 長野県長野市大字長野53−1

長野駅前店  〒381-0000 長野県長野市大字南長野末広町1356 NACS末広

■電話番号

本店     026-234-3451

長野駅前店  026-223-6334

■店舗URL

http://www.moritoki.jp/morinocafe.html

ギャラリールーム・個展あり「珈琲倶楽部 寛(ひろ)」

長野駅から徒歩7分の所にあるお店。

店内にはたくさんのアクアリウムが飾ってある珍しいカフェです。

コーヒーと共にいただくケーキは絶品。

店内にはギャラリールームがあり、木工作家や陶芸家など様々なジャンルの個展が定期的に開かれています。

綺麗なカップに淹れられたコーヒーを飲みながらアクアリウムを眺めるひと時を過ごしてみてはいかがですか?

アクアリウムが好きな人、美術が好きな人はぜひ1度行ってみてください。

■住所

〒380-0822 長野県長野市大字鶴賀860

■電話番号

026-224-7889

■店舗URL

http://w1.avis.ne.jp/~hirocafe/home2.html

長野市立図書館前のヴィンテージなお店「Sunday Life Coffee」

長野市立図書館の前にあるお店。

ヴィンテージな雰囲気の店内で飲むコーヒーは心を落ち着かせます。

コーヒーはテイクアウトも可能。

天然水を使用して淹れるコーヒーはまた違った風味を楽しむことができます。

店内ではアップルパイやホットサンドを提供しています。

信州大学教育学部のキャンパスからも近いのでランチやコーヒーブレイクに訪れてみてはいかがでしょうか。

■住所

〒381-0000 長野県長野市南長野477−1

■電話番号

090-7170-2735

■店舗URL

https://sunday-life-coffee.business.site/?utm_source=gmb&utm_medium=referral

善光寺の蔵をリノべーション「薫蔵 COFFEE KAGURA」

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・ 長野県長野市の、コーヒー薫蔵(かぐら)さんに行ってきました🎶 ・ コーヒー豆と淹れ方は選べるので、中煎りで、ステンレスドリップにして頂きました☕️ コーヒーの旨味はしっかり感じつつ、角がとれてマイルドな美味しさ💕 そして合わせたのは、りんごと芋あんのぜんざい🍎 程よい甘みが、コーヒーにぴったり🥰 ・ 築100年を超える蔵を、リノベーションしたカフェ☕️💖 ガラスをはめた格子戸の入り口がにじり口のような小ささで、店内はこじんまりとしているので、お茶室に入ったかのような親密な空間でした😍 ・ お花のあしらいもシンプルで、ミモザのリースや桜が春を伝えてくれます🌸 ・ コーヒーカップも和のテイスト✨ 目の前で店主さんがコーヒーを淹れてくれる所作も美しく、お茶のお点前を見ているかのような雰囲気でした💖 ・ 日常の雑事を忘れて、美味しい一杯に真摯に向き合いたくなるような素敵なカフェ🥰 善光寺にお参りした際には、また寄りたいです🎶 ご馳走さまでした😆 ・ #長野県 #長野市 #薫蔵 #kagura #ぜんざい #娘を待つ間 #主人とカフェはしご #長野のいいところ #カフェ好きな人と繋がりたい #スイーツ好きな人と繋がりたい #shinshustyle #retrip_cafe #retrip_gourmet #retrip_nagano #aumo #aumoグルメ #cityspride

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善光寺の参道にあるお店。

築100年以上の蔵をリノベーションしたカフェ。

3種類のコーヒー豆と4種類のドリップ方法から好きな組み合わせを選ぶことができます。

店主のドリップの手捌きは鮮やかで見ても楽しめます。

蔵の名残を感じさせる小さな戸口、ウッディ調で落ち着いた雰囲気の店内も魅力の1つです。

店内で提供される特製サンドイッチやスイーツもおすすめ。

■住所

〒381-0000 長野県長野市大字長野518

■電話番号

080-4417-4912

■店舗URL

https://www.instagram.com/coffeekagura/?hl=ja

信州大学教育学部キャンパスから徒歩1分「平野珈琲」

信州大学教育学部のキャンパスから徒歩1分。

善光寺門前地区にある築100年の古民家をセルフリノベーションしたお店。

1階はコーヒー豆と焼き菓子の販売、2階は喫茶スペースとなっています。

コーヒー豆は自家焙煎を行っておりストレート・ブレンド各種14~15種類あります。

手作りのケーキやパン・焼き菓子はコーヒーとの相性を考えながら季節・気候によって焼き時間や火力などを微調整するほどのこだわり。

店主が特におすすめしたい高品質のコーヒー豆を提供するために各農園の生産者たちと信頼関係を築き、かつ信頼できるバイヤーを通じて生豆を直輸入しています。

■住所

〒380-0864 長野県長野市大字長野立町981

■電話番号

050-3699-7897

■店舗URL

https://hiranocoffee.official.ec/

善光寺周辺のおしゃれなお店「CAFE LE GARCON(カフェ・ル ギャルソン)」

善光寺周辺にあるおしゃれな外観のお店。

あたたかな光が差し込む店内はコーヒーの良い香りが漂っており穏やかな時間を過ごすことができます。

1階はカウンター席で、2階は開放的なテーブル席。

コーヒーはカフェラテやエスプレッソなど11種類のメニューがあります。

チョコレートテリーヌやドライフルーツケーキ、クロックムッシュなどおしゃれな食事やデザートを食べることもできます。

放課後に善光寺門前の街角でおしゃれなコーヒーブレイクをしてみませんか?

■住所

〒380-0856 長野県長野市大字長野横町440−7

■電話番号

026-219-4177

■店舗URL

https://www.instagram.com/cafelegarcon/

善光寺大門の建物をリノベーション「新小路カフェ」

善光寺大門にあるお店。

昭和40年代に建てられた文房具卸会社の建物をリノベーションしたカフェです。

店先が広く駐輪スペースがあるので大学から自転車に乗って行くこともできます。

こだわりのコーヒーはカプチーノやカフェモカなども提供しておりテイクアウトも可能。

デザートは定番のワッフルやパフェ以外に季節限定のスイーツもあります。

ランチタイムにある肉定食と魚定食、2種類の日替わり定食はデザート付きで大盛りも無料でしてくれます。

800円でバランスが取れた食事を食べることができるので信大生におすすめです。

■住所

〒380-0831 長野県長野市大字長野142−2 SHINKOJI北棟

■電話番号

026-217-0170

■店舗URL

http://rifare-web.com/cafe/

栄養バランスの良いご飯とカフェ「KOTASORAWORKS(コタソラワークス)」

長野駅東口周辺にあるお店。

かわいらしい青色のドアが目印。

『からだにやさしいごはんと暮らしによりそう雑貨』をモットーとしており、ランチメニューはおしゃれなだけでなく栄養バランスもしっかりしています。

コーヒーはウインナ―コーヒーやカフェインレスコーヒーを提供しています。

店内では天然酵母を使った総菜パンや菓子パンも販売しています。

■住所

〒380-0921 長野県長野市大字栗田251−5

■電話番号

026-262-1649

■店舗URL

https://www.instagram.com/kotasoraworks/

シェアオフィスKANEMATUの1階「C.H.P COFFEE(シーエイチピーコーヒー)」

善光寺周辺にあるお店。

ビニール工場として使われていた蔵をリノベーションしたシェアオフィス「KANEMATU」の1階にあります。

店内に流れている曲は、店主が好きなロックバンド「クリープハイプ」。

高品質のコーヒー豆だけを使用し自家焙煎しています。

セレクトコーヒーの他に「コーヒー屋さんのコーヒー牛乳」やアーモンドミルクオレなど他では飲めないドリンクを提供しています。

コーヒー豆のブレンドも行っており、クリープハイプをイメージして作った『世界観ブレンド』や顧客それぞれをイメージしたブレンド等を作成。

ロックが好きな学生は一度訪れてみてはいかがでしょうか。

■住所

〒380-0831 長野県長野市東町207−1 KANEMATSU

■電話番号

070-4291-5129

■店舗URL

https://chpcoffee.wixsite.com/home

まとめ

長野市街にあるおすすめのコーヒーショップを紹介しました。

長野市に住んでいる信州大学生の皆さんのお役に立てば嬉しいです。

工学部キャンパス・教育学部キャンパスに近いお店もたくさん紹介したので、ぜひ信大生活の間に1度訪れてみてくださいね!

今回ご紹介したお店の中には、古い建物をリノベーションしたお店がたくさんあります。

リノベーションしたお店が多いのは長野市ならでは。長野市には、街に馴染みつつも個性を出しているお店がたくさんありますので、他にも素敵なお店を探して素敵なキャンパスライフを送ってくださいね。

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大学生になり1人暮らしも慣れてきたら大学周辺にどんなお店があるのか気になりますよね。

しかし、一度も行ったことのないお店に一人で入店することは勇気のいることです。

さらに周辺のお店を巡るなんて学生にとって簡単にできることではありません。

このページでは、信州大学松本キャンパスに通う学生の方向けの、何度でも通いたくなるおすすめのコーヒーショップをまとめて紹介します。

店内でコーヒー豆も販売「CAFE THE GROVE」

いろんな種類のラテが楽しめるお店。全部にラテアートを描いて提供してくれます。

どんな絵が出されるかは店主の気分次第…

店内ではコーヒー豆も売っていて淹れたてのコーヒーを試飲することもできます。

■住所

 〒390-0312 長野県松本市大字岡田松岡191

■電話番号

 0263-46-7203

■店舗URL

http://cafethegrove.com/

松本第一高校の近くのお店「カフェレストガレージ」

松本第一高校の近くにあるお店。

こだわりのブレンドで淹れられたコーヒーはひとときの休憩に最適。

店内で提供される料理もボリュームたっぷりで大学生のお腹を満たしてくれます。

■住所

〒390-0303 長野県松本市浅間温泉1丁目14−20

■電話番号

0263-46-7585

■店舗URL

http://www.garage.biz-web.jp/cafe_garage/

「無添加・地産地消のお料理」カフェ・ギャラリー てくてく

松本市 カフェ てくてく お店の外観

https://www.zukulabo.net/shop/shop.shtml?s=2362 より引用

無添加・地産地消をコンセプトにしているカフェ。

オリジナルのコーヒーと一緒に食べる料理もおすすめ。

てくてくの「ベジクッキー」は11月にある信州大学の文化祭「銀嶺祭」で販売されたことがある人気商品です。

■住所

〒390-0803 長野県松本市元町2丁目7−13

■電話番号

0263-34-0611

■店舗URL

http://www.npo-tekuteku.jp/

自家焙煎のコーヒー「ma-ku cafe」

青いテントが目印のお店。

コーヒーは自家焙煎で8種類の中から選ぶことができます。

デザートパンケーキやおかずパンケーキ等、パンケーキにもこだわっています。

■住所

〒390-0874 長野県松本市大手2−10−12

■電話番号

0263-87-2675

■店舗URL

http://ma-kucafe.com/

こだわりのシングルオリジン「High-Five COFFEE STAND」

コーヒー豆それぞれの個性を残した自家焙煎を大切にしているお店。

複数の豆をブレンドせず1種類の豆で淹れる「シングルオリジン」のコーヒーにこだわって提供しています。

3号店の旭店ではハンバーガーやホットドッグなどの料理と一緒にいただくことができます。

■住所

〒390-0815 長野県松本市深志3丁目1−3

■電話番号

0263-87-4574

■店舗URL

http://high-five-coffeestand.com/

珍しいエスプレッソはここだけ「UNDERTONE ESPRESSO」

コーヒーの中でもエスプレッソに特化したお店です。

通常のラテ以外にソーダで割ったエスプレッソトニックやパイナップルアメリカーノといった珍しいフレーバーを楽しむことができます。

インスタ映えスポットにもおすすめです。

■住所

〒390-0811 長野県松本市中央3丁目5−6 2F

■電話番号

070-4144-1271

■店舗URL

http://high-five-coffeestand.com/slide/undertone

本好きにはたまらない「古本喫茶 想雲堂」

たくさんの本が並べられている店内でコーヒーを飲むことができる本好きにはたまらないお店。

本のジャンルは専門雑誌や絵本、小説など多岐にわたり中には絶版本もあります。展示されている本の数は何と6000冊。

本に囲まれながらコーヒーを片手に時間を忘れて過ごしてみてはいかがでしょうか。

■住所

〒390-0874 長野県松本市大手4丁目10−15

■電話番号

0263-87-8422

■店舗URL

https://www.facebook.com/soundomatsumoto/

中町通り近く「&s ROAST FACTORY (アンドエス ローストファクトリー)」

中町通りから少し入ったところに店を構えているコーヒー&チョコレート専門店。

コーヒー豆・カカオ豆は産地ごとに焙煎温度や時間を変えるほどこだわって提供しています。

店内にカフェスペースはありませんが立ち飲みできる場所があります。

松本市内を散策するときに立ち寄れば気分が上がること間違いなし!

■住所

〒390-0811 長野県松本市中央2丁目4−13 中町ビル1F

■電話番号

0263-31-0949

■店舗URL

https://s-roast-factory.business.site/

松本駅から徒歩3分の純喫茶「アベ・珈琲美学」

松本駅から徒歩3分で行ける純喫茶。

店内はクラシックな雰囲気で外の世界の喧騒から離れた感覚になります。

ネルドリップで淹れられたコーヒーを飲んで静かな1日を過ごしてみてはいかがでしょうか。

■住所

〒390-0815 長野県松本市深志1丁目2−8

■電話番号

0263-32-0174

■店舗URL

https://www.novabuild.info/new-cover-page

松本城から徒歩4分「コーヒーラウンジ紫陽花」

松本城から徒歩4分のところにあるお店。

1杯ずつ丁寧にドリップしてコーヒーを提供しています。

自家製のパンは種類が豊富で人気の商品です。

ランチタイムでは、スープ・サラダが必ずついてくるバランスの良い食事をいただくことができます。

■住所

〒390-0874 長野県松本市大手3丁目8−12

■電話番号

0263-35-5533

■店舗URL

https://www.instagram.com/ajisai1974/

まとめ

信州大学松本キャンパスに通う学生の方向けの、おすすめのコーヒーショップをまとめました。

松本市には特色のあるコーヒーショップがたくさんあります。

いろいろなお店へ行って、自分のお気に入りのお店を見つけるのも楽しいですね。

そして今回紹介したお店へ信州大学でできた友達と一緒に行ってみてくださいね!

抑えられない想い|陽氣茶房 Hara chan

抑えられない想い

出身は塩尻で、松本在住です。
このお店を始める前は、今あるお店の近くで何年か喫茶店をやっていました。
いろいろな事情で閉めることになってしまったのですが。
その時は、学生さんのたまり場として使ってもらっていて、そこそこ地域に根付いたお店だったと思います。結構親しまれていたかな。(笑)
毎日学生が寄っていくようなお店でした。14〜5年ぐらい前の話ですけど。

それから去年、今のお店を開きました。
本当は前の店を閉めてからまたやるつもりはなかったんですよ。
でも、なんとなく沸々と来るものが来てしまって自分の感情を抑えられなくなりました。(笑)
その中で、ずっと物件を探していたのですが、今は景気が良いので起業する人が多いんですよ。
だから、松本市中カフェ盛りで、、。(笑)
なので、物件もなかなか無かったんですけど、たまたまここの物件が空くという事で開店を決意しました。

自宅に近い空間作り

本当に偶然だったのですが、建物も古民家風だったので、流行りの古民家カフェの様なお店をイメージして始めました。
内装もとにかく手作り感を出したくてセルフリノベーションで、予算的に限られていたこともあり、全て自分で行いました。
完璧さを出してしまうと落ち着かないのではないかと考えていて、あえて不完全さを演出しました。

期間は三か月ぐらいかかりましたね。
未完の部分は何か所かあるのですが、それは徐々にやっていきます。
もともとは、築90年という物件なので、大々的にやらなければ耐久性の部分からも厳しかったので、床を全て張り替えたりと、床だけで1ヶ月ぐらいかかってしまいました。(笑)
今は、頑丈に作りましたので100人跳ねても大丈夫です。(笑)

とにかくゆっくりしていってもらいたいなという想いが強いです。
各机にコンセントを設置しておりますし、Wi-Fiも導入しています。
パソコンを持ち込みながら仕事して貰いたいというスタンスでやっています。
ゆっくりとくつろいでもらいたいです。(笑)
裏や、二階のスペースがまだ改装中ですが、完成次第ソファを置いたりと、より多様なニーズに答えられるようにしていく予定です。
喫茶店ですが、家にいるような感覚で過ごしてもらいたいと思っています。

私の好きなモノ

趣味は音楽、本、漫画です。(笑)
オールジャンルで聞きますが、特に洋楽好きです。店内BGMも自分の好きな曲を自分で聞くために流しています。(笑)BGMとしてではない!(笑)

通勤で好きな曲を聴く感覚で流しているんです。(笑)
ロックで言えば、ロバート・パーコー、ジョンマイルズ、マイケル・ブラント。めちゃめちゃビッグという訳ではないですけど、有名ではないけど曲は良いみたなのが好きなので。
少し前にあるミュージシャンの曲をかけていたら、お客様から「このタイミングでこの曲が聞けるとは思わなかった」といった話で盛り上がりました。(笑)
自分が好きなものに反応してくれるのは嬉しいですね。
漫画は前のお店の時に高校生が、寄贈してくれたものが半分ぐらいあって、そのノリで自分でも集め出した感じです。
最近のマンガも置いてあって山田可南の「私の彼は仕事が出来ない」なんか結構このフレーズが面白いですよね。(笑)女の人バリバリやる人だと、男の立場が無いみたいな。(笑)

最後に一言

松本は、大自然もあって環境も良く、交通の便もそこそこ悪くはない。そこでやっぱり喫茶店として街の一部になっていきたいと思っています。
家に居るような感覚で来ていただければ、嬉しいです!
是非、お待ちしています!

「たまり」の記憶|かめのや 斎藤 博久 #1

「たまり」の記憶

飲食に最初に携わった経験は、大学のアルバイトです。京都にある古着屋系列のカフェでやっていました。ちょっと変なお店。(笑)一階は古着屋、二階はカフェといった業態でした。
もともと喫茶店をやりたくて、飲食に興味があったので、夜の居酒屋ではなく、コーヒーを出すカフェとか喫茶店でやろうと思っていました。

少し遡ると、もともと地元に「たまり」という古い喫茶店があって、そこが大好きでした。おっさんのたまり場でたばこの煙で濃霧になっているお店です。(笑)
おじさん、おばちゃんばっかりの横の繋がりでしかない喫茶店。(笑)
お店は5、6席しかないけどずっと人がいて、天気の話だの野球の話を一生しているみたいな空間。(笑)
横が駄菓子屋さんだったので小学生のころから存在は知っていて、中学生の頃から通っていました。そこから徐々に休みの日に顔を出すようになりました。
父親がたばこ吸わない、酒も飲まない人だったのですが、「たまり」には、違ったベクトルの大人がいて、いろんな話を聞ける。そこの場所は大人が可愛がってくれることが嬉しくかったのを覚えています。今でいうとサロン的な横の繋がり的な交流の場としての喫茶店がまだ残っていたところがあって、それが「すごい良いな。」と思っていました。コミュニティーとしての場所が自然と出来上がっている。
コーヒーがうまいことに越したことないけど、「コーヒーまずくてもこいつら来るんだろうな。」みたいな!(笑)味は二の次の付属品で、マスターやママさんが商品となっている。生活の一部のような場所を作りたいなと思いました。
そのころから漠然と喫茶店のマスターになろうと思っていました。

「人が良いところを選べ。」

就活の時は、二択で迷っていました。いわゆるサラリーマンと、修行だと思って給料が安くても飲食店で働くかでした。
ちょうど就活をしている頃に、二つ上の姉がいろいろやりたいことがあって、会社を辞めたとの連絡がありました。
ギターやりたい、フランス語やりたいとか本当にいろいろやりたいことがあって、当時並行してやっていたけど、「時間足りない!」と言い始めて、親がすごい心配をしていました。
そのことがあって当時は、飲食の方に気持ちが傾いていたのですが、全く親孝行をしてこなかったので、「兄弟二人して心配かけるのも。」と思ってとりあえずサラリーマンになろうと思いました。
それから業種問わずいろいろ探して、立ち飲みやスナックのおじさんから情報収集をしていました。多くの人が言っていたのは、「仕事はどの仕事でもしんどいから。しんどい時に自分が潰れないようにするのは、周りの人。だから、会社を見に行って人が良いとこを選べ。」ということでした。
それから200何社説明会に行ったけど、5社に絞って、その中の1社建築系の会社に行きました。

営業に没頭した4年半

入社してから、期間は4年半ほど営業をしていました。めっちゃ楽しかった。(笑)
当時は、ルート営業でしたが、自分で先方の懐に飛び込んでいって、信頼関係がどんどん厚くなっていく手ごたえがモチベーションになっていました。
人に好かれていく過程が楽しかったです。(笑)営業最高です。(笑)
前の会社は、岐阜、長野が営業担当だったのですが、月曜日に車で現地に入って、金曜日の夕方に帰ってくる一週間かけてゆっくり回るスケジュールでした。車だったので3か月で3万8千kmとか。(笑)長野、岐阜は会社としてはそんなに遠くない部類にはいっていたので車での移動でした。(笑)でも、慣れるもので、帰りノンストップ4時間半で帰れます。(笑)
自分で全部スケジュールを立てることができて、売上の各月の配分も自由でした。かなり個人に裁量があって半分自営業みたいな感じだったので、そこもすごい楽しいポイントでした。
毎日飲んで帰るみたいなそんな日々でした。(笑)

その中で、県民性をいろいろ感じることがあって、三重は人見知り。岐阜は都会に近いほど、人見知り感が少ない。長野は広いので地域によって人柄が異なる印象を受けました。良い悪いではなく、松本はすごい観光客がいるし、移住者も多いので、新しいものを受け入れる土壌があって、排他的ではないし、おおらかに感じていました。テンション満点で受け入れてくれるわけではないけど、気にしてくれてみんなワクワクしているみたいなそういう流れがあると思いました。
長野市は、駅前はチェーン店が多くて、面白いお店見つけようとすると駅から離れていたりする。街が間延びしていて遊ぼうと思っても、車が必要かなといった感じなのですが、松本は街がまとまっているので、長野市に仕事がある時も松本に泊まって、朝頑張って長野市まで走るみたいなことをしていました。(笑)
松本がすごい好きでした。

たまたま嫁さんが松本に住んでいて、生活を考えてみても「松本だったら良いかな。」と思えました。営業時代にある程度知っていた街でもあったので、むしろ住んでみたいな気持ちがありました。
生活を考えた時に、住みやすいし、人も良いし、無職になってしまうけど、引っ越しを真剣に考えました。

当時は、会社では昇進も決まって後輩も入ってきてというタイミングで、「頑張ってくれ!」と社長や本部長に期待をされていたのですが、その一か月後に「彼女と結婚したいのでやめます。」と伝えました。(笑)
すごい会社からはかわいがってもらっていたので引き留められたのですが、一人一人話をして納得してもらってといったことをしていました。
そこでいろんな人が言ってくれたのが「仕事上、引き留めなければならない。けど、個人的にはお前の人生だから好きにしろ。仕事上今からこう言うけど、おれはこう思っている。でもどっちもおれの本音ではあるから考えてくれ」と。
なんて良い人たちなんだと思いました。(笑)
この会社は人で選んだけど、ちゃんと選んで良かったなとこの時に再度思いましたね。

歴史を繋ぐ場所|かめのや 斎藤 博久 #2

 
 
 

歴史を繋ぐ場所

松本に行ったら、「仕事はなんでも良いな。」という想いと、そういえば「喫茶店やりたかった。」なという二つの気持ちがありました。前職は仕事が楽しすぎて「喫茶店をやりたい。」気持ちを忘れていたので、「喫茶店やってみようかな。」という想いがどちらかと言うと強かったです。当時、26歳だったので、30歳までやって食えなかったら諦めようと。
30歳だったらどこかの会社がもらってくれるだろうとそういう気持ちで始めました。

二か月くらいニートして、その後、派遣に登録したのですが、工場で働いていたら、めちゃめちゃ開業準備の時間が無くて、、。
そこから、また無職になって物件を探しだしたぐらいに、嫁さんが「ここなんか前喫茶店で、今は休業しているけど、どうかな?」という話がありました。
その日にそのお店を見に行ったのですが、もちろん店内を見ても、暗いから何も見えませんでした。この物件の持ち主である翁堂さんの本店へ突撃で行って、「そこ貸していただきたいのですが、今どういう状況になっているのですか。」と飛び込み営業をしました。(笑)
5分後には社長に会えて、そのままお店の中を見せてもらい、たばこを吸いながら、昔話を聞かせてもらいました。
前職の営業力が生きました。(笑)

この物件は候補物件の1つという認識だったのですが、内覧させてもらった時に庭を見て、「こんな物件は他には無いと。絶対にない。」と。(笑)
基本的には1人でやるイメージだったのでコーヒースタンドとか、ちっちゃい喫茶店のような形でやろうと考えていたのですが、やっぱりこの内装と庭を見てしまったので、家賃とかも聞かずに「ここだな。」と思いました。ここでやってみてダメだったらしょうがないぐらいの衝撃でした。ただ、僕の他にも5,6件ぐらい借りたいと言う話が来ていて、翁堂さんも僕に貸す気は、最初無かったようです。初めて社長さんにお会いした時の昔話を聞いていると、「60年前に社長のお母さんが開いたお店で、自分のお母さんが始めたお店なので思い入れが強い。」という話でした。
なので、違う人に貸してしまうと雰囲気が変わってしまう。これがすごい嫌だと。
このお店でフランス料理をやりたい人がいたみたいなのですが、カウンターが狭いので、カウンターをつぶさないと出来ないという話で、それは絶対に嫌と話されていました。
僕は「この雰囲気すごい好きです。どこも変える必要ないですよ。」と本心で話しながら、そこから「やってみるか。」と話を頂いた流れになります。

ここのお店と、思い出のお店「たまり」が重なっているのは、こんなに立派な作りではないんですけど、やっぱりカッコ良い大人がたばこを吸っているイメージが重なりました。
シャンデリアがあるのですが、これもともとは透明なクリスタルで、これが何十年分かのヤニで琥珀色になっているんです。そういう歴史が詰まっているんです。自分でお店やるにあたってメリットは自分の想いを前面に出せるということがあるんですけど、こういう歴史は、もちろん0なわけで、そういう人の想いみたいなモノがここに詰まっているんだなと。
椅子一つとっても、ここでじいちゃん、ばあちゃんたちがたばこを吸っている場面が想像できるというのがあって「良いな!」と思いました。

喫茶店にこだわる

自分が行きたいお店を作りました。僕は喫茶店をやりたかったけど、こういう内装に出会ったのはたまたまで奇跡みたいな話です。もしスケルトンでなにもない空間であれば、最大限努力して、自分の行きたい店を実現すると思いますけど、こういう物件ありきの商売の場合は、物件の状態がどうかで左右されてしまう。
でも、ここは自分の趣味どストライク真ん中だったので、全然変えなくて良かった。むしろ変えない方が良い。たまたまこういう店をやらせてもらっているのですが、僕は大満足です。(笑)
最近の建築の話で言うと、昔のお店は、高度経済成長期の後押しがあって、個人のこだわりが強い特徴的なお店が沢山あった。そういう店ってすごいカッコ良いなと思うけど、そういう店はこれから飲食が盛り上がってくるぞという経済の後押しがあったから。
ここでお客さん呼んでやるぞというすごいエネルギーがあった時代。
資本をかけて、こだわりを出しても大丈夫だった時代。
今は、特注でいろいろ作ってくれる職人さんとかもほとんどいなくて、店に置いてある椅子も「今は誰が作れるの?」という話で。
そう考えると今作れないものが沢山あるし、今できないものは全部残したいと言う想いがあります。
最近できるお店で言うと、そんなに外見の違いは感じなく、ぱっと見で、スペインバルだったらスペインバルってすぐにわかる。
けど、こういう入りにくいお店で開けたらまさか庭があるとは思わない。(笑)


そういう驚きは割と今は少ないと思います。ガラス張りで中がわかるお店が多くて、開ける楽しみがあるお店が少ない。ドアを開ける楽しみがすごい好きで、中が分からなければわからないほど開けたくなる。(笑)そういうタイプの人間です。
新しいお店は発見が少ない。そんな感じがします。
中も全部見えるし、メニューもわかるし、こだわりも全部書いてあるし、これ以上喋ることないみたいな。(笑)
どっからコミュニケーションとるのかな?と、あと天気の話しかすることない!(笑)

かめのやのこれから

個人としては最近子どもが生まれたので、あんまりお気楽にもしてられないと。稼がなきゃならないので。なんでもバランスだと思うのですが、頑張りすぎてもいけないし。
今のお店は8割方常連さんで成り立っていて、ただ、お店のキャパを考えると、せっかく豆も焙煎しているので販路を拡大していかなければならないと思っています。
その一つに物販に力を入れていきたいと思います。
ドリップパックという商材があるのですが、いろんなコーヒー屋さんをみてみると1,2種類しか置いてない状態です。今うちのは豆の種類が14種類ある中で、豆売りもしているのですが、ドリップパックであれば、いろんな種類を一個ずつという楽しみがあるので、であれば14種類売ってしまおうと思っています。
結局、飲んでおいしいなと思っても、家でコーヒーを入れるのは大変という中で、器具を持っていなくても楽しめるような形にしていきます。
そういう意味では、喫茶店と、豆を焙煎しているコーヒー専門店の境目を狙っていて、コーヒー好きな人も、コーヒー好きじゃない人も気軽にコーヒーを買っていける。
そんな状況にしたいと思っています。
是非、気軽にお店に足を運んでください。