【個性あふれる】松本市で評判のおいしいパン屋さんまとめ

松本市内には、たくさんの美味しいパン屋さんがあります。

昔から長く営業されているパン屋さんもあれば、話題のパン屋さんが続々とオープンしていたり。

パン屋さんによって特徴や美味しい商品が全く違ったり、それぞれの良さがあるので、ぜひいろいろなお店に行ってみたくなります。

今回は、オリジナリティあふれる松本市内の美味しいパン屋さんをご紹介いたします。

パンダのデザインが目印【アガタベーカリー】

「まいにちをしあわせにするパン屋さん」がコンセプトのお店。
常時40~60種類のパンが用意されており、かならず推しのお気に入りのパンが見つかるハズ。
石臼で自家製粉した小麦を使っており、見た目よりもとにかく味にこだわりをという、店主の思いが伝わります。

自家製粉しているため、どれも風味豊かなパン。
気軽に楽しめる菓子パンや総菜パン、クッキーやスコーンまで…どれにしようか迷ってしまいますね!
パンダのデザインが目印です。

■長野県松本市県2-16-6

■0263-33-7088

http://agata-bakery.com/

大正11年創業、昔ながらのパン屋さん【小松パン店】

大正11年創業の、昔ながらのパン屋さん。
看板商品は「小松の牛乳パン」!
厚みのあるふわふわの生地に、軽く口当たりなめらかな甘いクリームがたっぷり。
ボリュームたっぷりな牛乳パンをそのままかぶりつく贅沢はたまりません。

牛乳パン以外にも、種類豊富な懐かしいパンが並んでいます。
他のパンもとってもボリューミー!

■長野県松本市大手4-9-13

■0263-32-0172

http://blog.livedoor.jp/komatsu_kozo/

ハード系のパンとデニッシュに定評【サパンジ】

バゲットやリュスティックなどのハード系のパンとデニッシュに定評がある人気のパン屋さん。
日常茶飯事、おいしいパンを食べてほしいという思いで「サパンジ」と名付けたそう
手間暇かけたハード系パンは、外側の皮はパリパリ、内側はしっとり。

店内には焼き上がり予定時刻が刑事されており、狙っているパンがあればそれをチェックして行くのがオススメ!
オリジナルの袋も可愛らしく、つい写真を撮っちゃいたくなります。

■長野県松本市大手2-8-7 マルニビル1F

■0263-87-6002

モーニングがおすすめ【パントリーマルナカ】

朝7時から焼きたてのパンを味わうことができる、地元の方に愛されるお店。
常に30種類以上のパンが並び、奥にはイートインコーナーもあります。

人気商品のたこ焼きパンはコロコロのたこと、キャベツ、紅ショウガが入っており、まさにたこ焼き!
モーニングも食べることができ、お値段もリーズナブル。
朝からゆっくりおいしいパンを堪能できます。

■長野県松本市中央2-3-14

■0263-32-0110

http://www.go.tvm.ne.jp/~marunaka/index.htm

雑貨店「スタンダードスタイル」内【コペルニクス ティー&ベーカリー】

雑貨屋食器、洋服などの販売を行っている雑貨店「スタンダードスタイル」の中にあるパン屋さん。
持ち帰りはもちろん、カフェスペースでゆっくりと食べることもできます。
オシャレな雰囲気で、一人でも気軽に立ち寄ることも。

パンの種類だけでなく、ドリンクの種類も豊富。
可愛い雑貨を見た後に、おいしいパンを食べながらゆったりと過ごしてみるのはいかがでしょうか。

■長野県松本市平田東3-1-12

■0263-57-7733

可愛らしく優しい世界観【エクリュ】

まるでお人形さんのお家のような可愛らしい建物のお店。
小さめサイズのパンも多いので、おやつとして買ったり、お子さんにもピッタリ。
こじんまりとした店内に、ぎゅうぎゅうに並んだパンの豊富さには圧巻!

値段も100円台のものが多く、リーズナブル。
可愛らしく優しい世界観のお店と、たくさんのパンに、気持ちが幸せになること間違いなし。

■長野県松本市沢村3-4-41

■0263-33-2861

http://ecru-pan.com/

創業は100年以上!歴史のある人気店【石窯焼きパンの城 スヰト並柳】

創業は100年以上。歴史のある人気店です。
常時70種類以上のパンが並んでおり、選ぶのも楽しい。
塩バターぱんやフランスパン、そして具だくさんのカレーパンも大人気。

イートインコーナーもあり、パンの温め直しもしてくれます。
無料のドリンクサービスがあるのは嬉しいポイント!

■長野県松本市並柳2-212-1

■0263-50-5640

https://www.sweet-bakery.co.jp/

創業明治40年、松本駅前にある【ムラタ】

創業は明治40年。保存剤や添加物は使わず、天然酵母のこだわりパンを作り続けるお店。
松本のソウルフード牛乳パンから、ボリュームたっぷりな山賊バーガー…そしてカレーパンやメロンパンなど種類も豊富。
白みそくるみドーナツや、旨み塩昆布パンなど、気になるメニューもたくさん!

駅前にあるので気軽にアクセスもしやすく、あたたかい街のパン屋さん。
朝6時から営業しているので、出勤前や登校前にも立ち寄ることができます。

■長野県松本市深志1-2-33

■0263-32-3325

国産小麦のパンと焼き菓子が美味しい【Bake Shop 粉雪farm】

国産小麦のパンと焼き菓子が美味しいお店。
素材にこだわったパンと、ビスコッティやスコーン、マフィン等の焼き菓子も種類豊富。
甘いスイーツ系のものから、食事系のガツッとしたものまで。

カウンター席、テラス席があり、イートインも可能。
日替わりの野菜スープも一緒に楽しむことができます。

■長野県松本市島内5269-1

■0263-40-5090

下北沢のアンゼリカ直伝【アンゼリカ】

東京・下北沢の有名ベーカリー「アンゼリカ」で職人をされていた主人が営業されているお店。
味噌パンとカレーパンは、下北沢のアンゼリカからレシピを譲り受け、ピロシキは信州産の食材を使ってアレンジされたそうです。
レシピや店名だけでなく、オーナーの想いも引き継いだとてもあたたかいお店です。

惣菜パンは具だくさん!ボリュームたっぷりでお腹いっぱいになれます。
甘いパンやお菓子の種類も豊富で、お土産にもピッタリ。
二階には喫茶室もあり、パンをゆったりと楽しむことができます。

■長野県松本市中央3-1-25

■090-6020-9298

白クマさんロゴマークが可愛らしい【クロリ】

国産小麦と自家製酵母を使ったこだわりと、松本市の農家から直接仕入れた旬の野菜や果物を使っています。
白クマさんがバゲットを持っているロゴマークがなんとも可愛らしいです。
マイバッグを持っていくと、エコ割で2円引きになるのも嬉しいポイント。
パン売り場の横にはキッズスペースもあるので、お子さん連れでも行きやすいですね!

パンは甘くて柔らかい生地のものが多く、ふわふわなパンが好きな方にオススメ。
ハード系なパンも、お子さんでも食べやすいものが多いですよ。

■長野県松本市蟻ヶ崎1-1-50

■0263-75-9246

https://coloris.shopinfo.jp/

松本駅1階でモーニングにぴったり【ヴィ・ド・フランス 松本店】

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前の投稿で触れた母方の叔母が持ってきてくれたお土産の続きです。 「ヴィ・ド・フランス」の食パンとサンドイッチとコロッケパン🍞 「ジョアン | JOHAN」のパネトーネ(イタリア伝統発酵菓子 Sunremoと書いてあった)🍞 です。 サンドイッチとコロッケパンは早速、その日の昼御飯に美味しくいただきました。 家族で分けてるので私は食べてないのも有りますが、ヴィ・ド・フランスのサンドイッチ、流石ですの美味さです😆💕 左下の焼豚の、美味しかったし、チーズ入りオムレツはボリュームがすごい! 具沢山で具も勿論美味しいのですが、そこはパン屋さんなのでパンがしっとりしてて美味しいんですよね。 コロッケパンも硬めのパンにソースを染み込ませたコロッケが合って、このコロッケが激ウマ😆💕 ヴィ・ド・フランスが通勤エリアにあったら下手なコンビニサンドイッチを買うくらいなら絶対こっちを買う👛。 もらい物なので価格が分かりませんが、左下の四角いサンドイッチは300円+税です。 パネトーネはまた別に投稿します。 #ヴィ・ド・フランス #サンドイッチ #コロッケパン #食パン #ジョアン #johan #パネトーネ #天然酵母パン #天然酵母 #おいしいもの #おいしい #ありがとう

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松本駅1階にある、朝7時からオープンしているパン屋さん。
イートインスペースもあり、モーニングも利用することができます。

ハード系、惣菜パン、ベーグルと、種類も豊富。
サンドイッチの種類も多く、ピタサンドも具だくさんなのが嬉しい!
ちょっとしたおやつを買うのにも、がっつり食事をとりたい人にもピッタリです。

■長野県松本市深志1-1-1 MIDORI松本店1F

■0263-36-0267

https://www.viedefrance.co.jp/index.shtml

ハード系ドイツパン【ブロート・ヒューゲル】

ドイツパンに力を入れているパン屋さん。
保存料や添加物は使わず、自家栽培のヒューゲル小麦、長野県小麦、ドイツライ麦、自家製酵母など…安心で美味しいパンにこだわっています。
ドイツパンということで、ハード系なパンが好きな方にとくにオススメ。

手作りの石窯で焼かれたパンからは麦の風味をしっかりと感じることができます。
食べやすさはもちろん、美味しいライ麦パンを食べることができます!

■長野県松本市和田8000-369

■0263-48-2215

http://brot-hugel.com/

お惣菜「ごパン」が楽しい【パンの店アルル】

昔ながらの懐かしいパン屋さん。
総菜パンが充実しており、攻めたメニューも豊富。
おやつというよりは「ごパン」としてガッツリ食べたい方にオススメ。

■長野県松本市征矢野1-2-23

■0263-26-8280

外はカリッ、中はモチッと【一度はたちよってみたいメロンパン屋】

テイクアウト専門のメロンパン専門店。
ノーマルなメロンパンのほかに、メロンパンアイスやあずきクリームなど、アレンジメロンパンも楽しめます。
外はカリッ、中の生地は密度たっぷりでモチッとしっとり。

焼きたての熱々メロンパンに冷たいアイスのコンビも抜群。
食べている間にアイスが溶けて、メロンパンの生地がしっとりしてきます。

■長野県松本市中央1-5-14 1F

■0263-32-2231

「ふんわりはね食パン」が有名【パンの店 ショコラ.ン】

見た目も可愛らしい、あたたかみのあるお店。
看板メニューの「ふんわりはね食パン」はそのままでもやわらかくて、噛めば噛むほど甘みを感じます。
メープルシロップやハチミツをディップして食べるのもオススメ。

惣菜パンも菓子パンも種類豊富で、どれもしっとりもっちりとした生地でとっても美味しい!
ドリンクメニューやイートイン席もあるので、店内でゆっくり過ごすことも。

■長野県松本市桐2-2-26

■0263-34-2295

無添加・自然素材のみ【パン工房 トムソーヤ】

どのパンも自然素材のみを使用し、無添加で作るというこだわり。
さらにすべての生地に卵を使用せず作っているという特徴も。
全てにこだわっているということもあり、生地もなめらかで優しい食感なのです。

厳選されたもののみを使用しているからこそのおいしさを味わうことができます。
焼き上がり時間のタイムスケジュールもあるので、狙っているパンがあるのならその時間帯を狙っていくのが良いかも。

■長野県松本市寿南1-28-7

■0263-85-1313

国産小麦、天然酵母で安心【ロティ】

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久々ロティのパン。 #VSCOcam #matsumoto

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国産小麦、そして天然酵母の安心安全なパンを毎日焼き上げています。
少し小さめで可愛いサイズのパンが並び、種類も豊富。
シンプルで家庭的な素朴なパン。そこが昔懐かしい、子供の頃を思い出させてくれます。

位置は松本市街からは外れますが、どの商品もハズレなしでおいしく、日によって置いてある商品も違うので、行くたびに楽しませてくれます。

■長野県松本市反町683

■0263-64-3534

1994年創業の手作り天然酵母パンのお店【ポンヌフ】

1994年創業の手作り天然酵母パンのお店。
入口入ってすぐに荷物置き場があるのも、お店の優しさを感じます。
シンプルで素朴なおいしさ。値段もリーズナブルで常連さんにも愛されています。

生地ももっちりと弾力があり、優しい甘みも口に広がり、くせになるおいしさ。
小さめのパンの種類もあり、お子様にも楽しめます。

■長野県松本市深志3-7-6

■0263-36-8625

古民家を改装したお洒落なお店【パントキ】

古民家を改装したお店で、2階にはカフェスペースもあります。
お店の横には家具製作所があり、カフェスペースの椅子やテーブルも作られたそうです。

手作りの大きな石窯で焼かれたパンは素朴で優しいおいしさ。
カフェスペースで食べると七輪が出てきて、その場で焼いてくれます。
網で焼かれたパンは美味しさ倍増。味だけでなく、目でも楽しめちゃいます。

■長野県松本市梓川梓6784

■0263-78-6237

ハード系のパンが人気【kune・kune】

https://www.instagram.com/p/BHrikQhDWqx/?utm_source=ig_web_copy_link

ハード系のパンが人気で、中はもちもちとしており、その食感はクセになります。
ホシノ天然酵母、そして国産小麦を使用しており、食べ応えのあるパンが多く並んでいます。
あんこロールとシナモンロール以外はたまごとバター不使用というこだわり。

人気のフォカッチャは、そのまま食べるのと、焼いて食べるのとで味わいや食感が変化するので、どちらでも食べるのをオススメ。
天然酵母クッキーも食べ応えがあって人気!

■長野県松本市宮渕 2-1-1

■0263-36-2456

あがたの森公園の前のパン屋さん

【Boulangerie Ciel】

あがたの森公園の前にあるパン屋さん。
店内にはカフェスペースもあり、店内でゆっくり過ごすことも。
ハンバーガーやホットドッグは注文してから作ってくれるというサービス。

パンのメニューはシンプルなものの、どれも柔らかくて作りたてのおいしさを味わえます。

■長野県松本市県1-2-14

■0263-31-5502

信州大学近く【マツモトパン】

可愛らしいワンちゃんがお出迎えしてくれる癒しのパン屋さん。
朝7時からオープンしているので、朝ごぱんも買いに行くことも。

天然酵母を使用したパンはふわっとして、優しい味わい。
ハード系パンも歯ごたえがあり、噛むと甘みが口の中に広がります。
店内のカフェスペースもオシャレで落ち着く空間です。

■長野県松本市桐1-4-53

■0263-33-1310

団地に佇む隠れ家的なパン屋【ナチュール サワダ】

どのパンもおいしく、こだわり溢れる絶品パン。
エースメニューのクロワッサンは外はパリパリ、中はもっちり。
種類も豊富で、どれを選んでもハズれなしです。

団地に佇む隠れ家的なパン屋。
実力は松本市内でもかなり高いのでは。

■長野県松本市野溝木工1-10-37

■0263-27-7029

ハードな食感のパンが好きなら【松川パン商店】

松本市中山の高台にある、松川パン商店。

食パンよりも食べ応えのある「チャバタ」が有名なお店。硬めの食感であるチャバタで作られたサンドイッチは絶品です。

お店の中からは厨房が垣間見られるので、お子さんに喜ばれます。パン屋さんならではの香ばしい匂いも嬉しい。

■長野県松本市中山5594

■0263-57-8582

全粒粉を使った手ごねパン【チャイブレ】

全粒粉を使った手ごねパンが揃ったお店。
軽い食感で、全粒粉の優しいパンを楽しめます。
いちじくとくるみのパンは女性人気烏が高く、玄米粉の優しい甘さと香りが口に広がります。

■長野県松本市城東1-2-16ユニバーサルシティ1F

■0263-34-5239

昔ながらのパン屋さん【パンの木】

出典:http://blog.livedoor.jp/zukud/archives/50642886.html

地元の人から愛される昔ながらのパン屋さん。
総菜パンの種類が豊富で、たこ焼き、カレー、ハンバーグなど、ガッツリとしたメニューが目を引きます。
甘い系のパンも、外サクサク・中もちもちのフランスパンも人気。

地元産の小麦を使っており、添加物や防腐剤を使わないというこだわりも。
アレルギー対応のパンも用意されているので、安心です。

■長野県松本市岡田下岡田170-20

■0263-46-2295

スカイパーク近く【Hygge】

出典:http://rosering.naganoblog.jp/e1526796.html

男性店主おひとりで切り盛りされている、赤い大きな看板が目印のお店。
食べ応えのあるパンが豊富にも関わらず、値段はどれもリーズナブル。

天然酵母のパンで、噛めば噛むほどパンのうまみが口に広がっていきます。
惣菜パンも具だくさんで、見た目以上に食べ応えがあります。
店内にはイートインスペースもあり。

■長野県松本市空港東8960-55

■0263-31-6162

テイクアウトのみのメロンパン専門店【メロン・ドゥ・メロン】

外はサクサク、中はふわふわでしっとりなメロンパン専門店。
テイクアウトのみのお店で、種類豊富な甘くて大きなメロンパンを楽しむことができます。
基本的なプレーンはもちろん、チョコチップやキャラメル、抹茶なども大人気。

夜9時まで営業しているので、仕事帰りにでも気軽に立ち寄ることができます。
甘い物が大好きな方や、お子さんにオススメです!

■長野県松本市双葉18-22

■0263-50-6105

南アルプスの天然水を使用【穂の香】

マーガリン、乳化剤、イーストフード、保存料不使用。南アルプスの天然水を使用し、素材にこだわっています。
営業日は水曜日と土曜日の週二日。
シンプルなパンが多く、子供から年配の方まで幅広く好まれそうです。

種類も豊富で、アットホームな雰囲気も素敵なので、つい通いたくなってしまう、そんなお店です。
値段もリーズナブルでとても魅力的。

■長野県松本市梓川倭677-10

■0263-87-0221

娘たちの存在|小さなパン屋さん「weggli」小野 綾子 #2

 

踏み出した第一歩

プレオープンの時は、正直不安で一杯でした。事前告知は、ポスティングのみ。日時と、「パン半額」を記載し、1人で近所のご家庭のポストへ入れていきました。果たして本当に「当日、誰か来るのかな」と。そんな気持ちしかありませんでした。前日には、何種類ものパンの段取りをノートに書き出し、待ちに待った当日。


オープン時間には、すごい人がお店の前に並んでたんです!嬉しい悲鳴ですが、レジをまだ慣れていない状況で、オペレーションもままならない状態でした、、。あっという間に完売です。今後のオペレーションなど課題を多く感じましたが、「やっと、スタートが切れた。」とそんな1日でした。

酒粕でパン作り

天然酵母にこだわっています。自家製の天然酵母パンを作るのには時間がかかるけれど、味はやっぱり美味しい。このハードルの高さに惹かれて、パンを作り始めてから「いつか天然酵母で作りたい。」と思い続けていました。

試行錯誤の日々でしたが、初めて作れた時は、「本当に出来た!イースト使わずに出来るんだ!」と、超感動したんです!(笑)それからは、自分好みのパンを目指して、様々な挑戦をしました。培養する酵母によって味は全く異なるので、レーズン、いちご、人参等様々なもので、試していました。最終的に落ち着いたのは、酒粕。季節によって、室温等の変化があるので、当初安定した味を出すのが難しかったのですが、今では夏の暑い時期も納得できるパンを提供できています。この酒粕を酵母に使ったパンをめがけて、来店してくれるお客さんも多くいらっしゃいます。

ミルキーフランス

一番想い入れのあるパンは、ミルキーフランスです。


以前、宅配パン屋の仕事をしていたときに、本当に好きなパンだったんです。自分が好きなパンだったので、売り歩くときもお客さんにすごい勧めやすい。ミルキーフランスを山のように仕入れていました。(笑)その記憶があったので、「パン屋をやるときにはお店に置きたい。」と思っていました。当時の味を再現しようと、試行錯誤。今では、納得のミルキーフランスを置くことができています。常時置いているパンです!!(笑)

誰もが、日常的に

パン屋は日常使いできる場所です。日々のおやつにも、食事にもなる。地域の人に愛されるお店作りを意識しています。お母さんがおやつに「子供に食べさせたい。」と思えるそんなパン屋です。

その為には多くの人が口にできるパンを作らなければならない。今は、アレルギーを持っているお子さんが多くいらっしゃいます。牛乳や脱脂粉乳、卵を入れず、シンプルに美味しいパンを作っています。うちの食パンはパン粥として、離乳食にも使えます。私は子育てが終わった世代なのでわかるのですが、アレルギーを持つお子さんのお母さん達は、色々な苦労をされています。うちのパン屋がその一助になればと思っていて、安心して食べることのできるパンを作り続けたいと思っています。

娘達の言葉

「こんな挑戦をしてしまって大丈夫かな。」と思うことは多くありました。寝られないくらい心配でした。「小野さんやらかしちゃったね。」と言われるのが関の山だと。そこで背中を押してくれたのは娘達でした。「パン屋やろうかな。今まで貯めたお金散財しても良い?」とぽろっと言った時に、「絶対パン屋やった方が良いよ!ママ絶対やるべきだよ!」と何度も言ってくれました。なんの根拠があったのかはわかりませんが、背中を強く押してくれたのは、紛れもなく娘達の存在と娘達の言葉でした。当時の心境を尋ねると、「絶対にママなら上手くやる!」と思ってくれていたみたいです。(笑)

何か挑戦したいと考えている人がいたら、それは是非やるべきだと思います。
「失敗したらどうしよう。」と思い始めると大事な一歩が踏み出せない。そう考えているうちに何年も過ぎて体力的にも厳しくなってしまう。私はパン屋をオープンした時は49歳でした。50歳目前でパン屋を始めたけれども、やって良かったと心から思うし、やらずにパートのおばちゃんになっていたら、どこかで絶対後悔していたと思います。一生後悔する人生になる前に決断をして、勇気を出して一歩踏み出せたことは良かったなと強く思っています。

私のプライベート

ズンバが大好きです。(笑)

フィットネスのプログラムの一種で、ラテン系の音楽や、洋楽の曲に合わせて踊っています。すんごい楽しいんです!(笑)老若男女100人ぐらいで一斉に踊る時もあるんですけど、汗をたくさんかいて、声を出してと、もうパーリーピーポー!(笑)もう10年選手です(笑)

あとは、釣りですね。海釣りは本当に楽しいです!海は得体の知れない魚が釣れたりするので。釣りは時間が限られているので、なかなか行くことができないですが、時間が取れればすぐにでも行きたいです、、、。パン屋を辞めたら海辺に別荘を借りて、釣りをする日々、、そして、近くにフィットネスがあればもう最高ですね!(笑)

最後に一言

小さなお子さんでも安心して食べていただけるようなパン作りをしています。お店に入って大きく深呼吸をしてみてください!幸せの香りがお迎え致しますので、是非weggliにお越しください。お待ちしております!

「パンを作りたい。」|小さなパン屋さん「weggli」小野 綾子 #1

小さなパン屋さん weggli
小野 綾子

退職の決断

出身は松本です。高校卒業後は、「トリマーになりたい。」と思っていました。ですが、当時は専門学校が東京、名古屋ぐらいしかなく、親からは「家から出さない。」と言われていたので、その夢は諦め、地元企業へ就職を決めました。出産を機に退職となりましたが、その会社には10年弱勤めていました。自分は企業の小さな歯車でしかない中で、このままなんとなく勤めていくよりも、結婚して、子供を産んで、子育てをしてという方が魅力的に映りました。30歳手前での決断でした。その時、食に携わりたいという気持ちは全くありませんでした。

将来への不安

それからガッツリ子育てをしていました。ですが、子育てをしながらも手に職がない状態で、「次はなんの仕事をしよう。自分には何にも取り柄が無い。」という不安が強くあり、自分自身が社会に取り残されている様に思えました。


強い危機感を抱いている中で、子育てと並行して仕事ができるワープロを使った日本語文書処理の資格を取ることにしたんです。ゲーム感覚でやれるのが面白くて、夢中でやっていましたよ。(笑)その後、たまたまご近所の奥さんから職場の紹介を受け、文書処理の仕事を始めることとなります。印刷会社に持ち込まれた文書をデータする仕事です。15年ほど勤めていました。楽しかったですね!(笑)子育て中、抱いていた危機感から「何かやらなきゃ。」とたまたま勉強し始めたことが、これだけ続けることができたのは、本当に運が良かったと思います。

幼き記憶

パンを作り始める大きなきっかけは、ヤマダ電機のポイントです。(笑)自宅の電子レンジが壊れてしまって、ヤマダ電機へ買いに行ったところ、ポイントが貯まっていることに気づいたんです。このポイントでオーブンレンジを購入しました。帰宅して、説明書を読むと、「パンが作れる!」と。(笑)


思い返すと、小学生の頃、兄と一緒に小さいトースターでパンを焼いた経験がありました。パンが焼けた瞬間に感動したのを覚えていますが、それよりも「パンって難しい。」という感情の方が大きかった覚えがあります。当時は失敗したけれど、「焼いてみたいな。」と思い挑戦したんです。レシピ通り作ったら、これが美味しい。それから本当にハマり、週末になると朝からバシンバシンとこねて、発酵させてと、1年くらい毎週末作っていました。
その時初めて、「パンを作るのがこんなにも楽しいなら、仕事にしたらもっと楽しいかも。」と思い始めました。
この時は、まだ文書処理の仕事をしていたので、土日だけでもどこかのパン屋さんで勤めることができないかと仕事を探していました。後に、小さなパン屋で働くことになります。

クープの魅力

パン屋さんでは、基礎をしっかり学ぶことができました。パン生地を丸める作業は、美味しく作るには基礎の作業です。1日何百個とやっていたので、基礎をしっかりと身につけることができました。ですが、勤めてからの4年間は、主に配達や雑用でした。
パン作りのレベルアップの為に情報収集をしていると、とあるブロガーさんに出会います。

その方は主婦ですが、もの凄くカッコ良いパンを作る。とにかく、美しい。クープ(※)がメリッと開いているフランスパンがとても印象的でした。でも、家庭用のオーブンでこのクープを作ろうとしても絶対に開かないんです。見よう見まねでブロガーさんの作り方を実践してみたこともありました。100均で使えそうなグッズを買って、オーブンをアレンジしてみてと、、、。でも、何時間も発酵に時間をかけて、いざオーブンを開けてみると2割ぐらいしかうまくいっていない。こんな大変な思いしなければ焼けないのであれば、もう諦めようと。それからしばらくフランスパンから離れていました。

※クープ:パンを焼き上げる工程で、ふくらんだ時に表面が割れたりしないよう、焼く直前にパン生地の表面に入れる切り込みのこと。

「パンを作りたい。」

しかし、パン屋に勤めて5年目。社員が1人退職してしまい、パンの製造業務に本格的に携わるようになります。それが業務用のオーブンではいとも簡単にクープの開いたカッコ良いフランスパンが焼けるんです!(笑)

あの頃何年もかけて必死にやってきたのに「業務用オーブンだとこんな簡単にクープが開くのか。」と。70cmの本格的なフランスパンもバシッと焼けるのは快感以外の何ものでも無い。業務用オーブンの威力を知ってしまうわけです。ですが、あることをきっかけにこの年に、そのパン屋を退職することになります。そうすると業務用のオーブンは使うことが出来ない。
「フランスパンを焼きたくて、焼きたくて、、。」もう「作りたい!」という渇望です。せっかく覚えたのにもうあのパンを焼けなくなると思うと、もったいないし、技術も忘れてしまう。でも、逆にあのオーブンさえあれば焼ける。(笑)それからネットでオーブンを必死に探す毎日です。趣味で焼く為に、100万ほどのオーブンを買って、床を補強してとなるとあまりにも現実離れしている。でも、お店を開いてしまえば、業務用のオーブン買えるなと。(笑)「もうやっちゃえ!!」という勢いもありました。どうしても業務用のオーブンが欲しかったんです。(笑)

 

五感に訴える活力ベーグルを|ナチュラルベーグル歌 小熊 かずこ

飲食から離れて気付いた素直な想い

出身は埼玉です。それから東京の大学へ行ったり、東京へ住んだりといった生活をしていました。大学時代はクルクルパーでしたね。(笑)
当時は、ブラジル音楽に没頭していて、ラテン音楽を演奏するサークルに属していました。入学の時にオリエンテーションでサンバパレードで練り歩いている人がいて、その人たちが気になってしまって。(笑)
そこから部室のドアを開いたのがきっかけです。どっぷりつかって色々聞いたのと、実際にブラジルまで行ったりしました。バンドはずっと続けているので時々、ブラジル音楽を演奏したりしています。

学生時代のアルバイトは飲食をずっとやっていましたが、あまり深く考えずにアルバイトをしていました。手っ取り早いと思ってやっていたのと、あとはまかないが食べられるとか。(笑)
深い意味はなくやっていたけど、振り返るとずっと飲食が好きでやっていたと思います。オフィスで一瞬働いたことがあるんだけど、やっぱり匂いが無かったり、食器の音がしなかったり、蒸気の音がしなかったり、火の音がしなかったりとかなんかつまらなく感じて。五感に訴えてこない。だからそれがものすごいつまらない、合わないなと感じて、それから「ずっと飲食を好きで選んできたんだな。」と後から気づきました。

長野でお店を

大学卒業後は、結婚、出産があり、戻ってきた後もランチを手伝う飲食から始めました。
長野県に来るきっかけは、パン屋さんで何年か働いていた時に、移動販売のカフェを最初やろうと思っていたことです。その移動販売するための工場を探していて、どこが良いかなと探していたことがきっかけです。長野で最初からやろうという気はなかったのですが、親戚絡みの関係で、長野に縁があり、今の場所でお店をやることとなりました。外見はお店っぽくないけれど、作る場所として利用するのならば、誰か見に来るわけでもないし、問題ないのではという事で使うことになりました。
ただ、工場にするのにも改装位にお金がかかるということで、そこまでお金をかけるのならば、ここで店舗として使ってしまえばと言う発想に変わりました。

関東圏でしか暮らしたことが無く、長野で暮らすことにいろんな驚きはあったのですが、いろんなことが「良いじゃん!」と思えるようになりました。水も綺麗だし、野菜も美味しいしといったことです。当時、有機野菜などの良い野菜を遠くから取り寄せるという事をやっていて、それに対してはちょっと不自然さを感じていました。それが地元の良いものを食べることができるという自分のライフスタイルより自然な形で実現できるのではないかと思って、逆に良いじゃないと思うようになりました。

ベーグルを焼くまで

お店を始めてからは今と同じベーグル屋をずっとやっていたのですが、当時は販売だけやっていました。当時、あまりバターや乳製品を取らない生活をしていたことや、パン屋さんで働いていた時も、アレルギーで乳製品を食べれない子が増えているという実感がありました。
なので、そういった子でも誰でも食べることが出来るパンを作りたいと思っていました。当時、一緒に働いていた若い男の子たちもたくさんパンを食べていると健康診断に引っかかってしまうんです。理由は、糖分や、油脂の取りすぎです。
なので、「これを毎日食べていたら体に負担かかるよね。」と思って、毎日食べても負担が残らないものをどんどん絞っていった結果、ベーグルになりました。
ベーグルのゆでて焼くという工程が、国産小麦のモチモチとした触感と良く合うのではないかという気持ちもありました。

10年の節目を迎えて

お店は今年で10年になります。
当時小学生だった子が上京をして、お母さんがその子に「ベーグルを送ってほしい。」と言ってくれたりします。その子にとっては故郷の味ではないけど実家の近くにある懐かしい味になっているというのは、意外ですごくうれしいことですね。
自分だけでなく、お客様といった周りのことでこの月日を実感します。

この10年間は、「お客様に嘘をつかない」という事を大切にやってきました。
また、自分にも嘘をつかないという事にも繋がると思います。
嘘をつかないというのは当たり前のことなのですが、「○○産の物を使っています」といったことや、失敗して崩れてしまったら正直に伝えて、安く販売すると言ったことです。
地域のご高齢の方や、子育て世代に支持されているかなという気がしています。
無添加や、地元の野菜を使っているといったことを前に出しているので子育てに気を遣っている方に支持されているかなと感じています。

労働体系というか自分の働き方にも意識を置いてやっています。飲食店ってどうしても長時間労働になりがち。特に店主は人件費を削るために自分で働いたりとか。そこをどうにか新しいやり方でやっていきたいなと思っています。これから年を重ねていくし、自分が疲れてしまっては良くないので、もう少しゆとりのある働き方をしたいと考えた時に、「少し違うかな。」という想いがあって色々考えているところです。
なにかあるのではないかと思っていて、みんなヘトヘトになるのではなく、無理なくコンパクトに働くスタイルを構築していきたいと思っています。

私のプライベート

普通の生活が好きだなということを自覚してきています。ただ、お家の外にでて月を見ながらコーヒー飲んだり、ビール飲んだり、生活そのものを楽しむことが好きです。それは気持ちにゆとりがないと出来ないと思ったりもしています。
少しテーブルを彩良くしたり、家をきれいにするのもそうです。生活そのものを好きにすることを楽しんでいます。

最後に一言

父親だったり、母親だったり、会社員だったりいろいろあると思いますが、日々の肩書きを外して、自分の時間の為にゆっくりいらしてください!

ナチュラルベーグル歌
■住所 長野県松本市深志3-8-17
■営業時間
ベーグル販売 10:00~18:00(売切れ次第終了)
カフェ営業  10:00~17:00(16:30ラストオーダー)
定休日 月、火(不定休)
■TEl 0263-35-8876